◯新型肺炎の脅威に晒されている日本
さて、現在世間は新型コロナウイルスの話題で持ちきりですね。
当初は専門家の方々も「それほど感染力は高くなく、心配はない」と言ってましたが、春節の時期に中国人観光客が入り込んでしまった影響か、あっという間に日本国内でも感染が広がってしまいましたね。
世界では中国だけでなく東アジア全域への渡航を全面規制する国もあるそうで、果たして東京五輪までに収束することができるのでしょうか?
もし難しいようであれば、東京五輪は延期、最悪の場合中止もあり得るかもしれませんね。
そんなことになったら選手たちや準備に携わってきた方々にとってとても残念なことです。
そうならないよう、何とかこれ以上感染が広まらないことを祈ります。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、
本日はそんな大流行の新型肺炎についてではなく、私が(新型ではない普通の)肺炎になったときの話をしたいと思います。
実は私、人生40年近く生きている中で2度の肺炎を経験しており、新型が感染した場合に重症化しないという心配があります…。
◯人生初の肺炎は小学生の時
人生初肺炎は、小学生の時でした。
その年は記録的な猛暑と水不足のせいで日本中が米不足になり、後に「平成の米騒動」と呼ばれ、「タイ米」が流行したのもこの年です。
私の実家は幸いなことに日本米に不自由することなく、タイ米は給食で出たものを一度食べたきりでしたね。
そんな暑い年ですので、比較的暑さの緩い私の地元でも、建物や乗り物の中はガンガンにクーラーがつけられていました。
今では考えられませんが、昔はクーラーなしで過ごせる夏も少なくなかったんですよね。
そんなある日、母の車で長時間移動中、部活で疲れていたためか往復ともぐっすり眠ってしまいました。ガンガンに効いた冷房の中で。
そして起きて数時間後、なんか頭が痛いし寒気がするし咳も出る、これは慣れない冷房によって風邪を引いたのかもしれない!と親に報告。翌日には病院に連れて行ってもらいました。
病院では最初「気管支炎」と診断され、咳止めの薬などを処方されました。
しかし数日経っても熱が下がらないためまた同じ病院に行ったところ、「マイコプラズマ肺炎」と診断。
マイコプラズマ肺炎は主に若い人が感染する肺炎で、風邪やインフルエンザのように他人にうつりやすく、何年かに一度流行することからオリンピック肺炎と呼ばれていたこともあったそうです。
診断後、医師から「入院します?それとも通院します?」と聞かれました。
その時は夏休みで親戚が家に集まっており、母がまだ小学生の私の入院に付き添うのも難しそうだったため、通院を選びました。
しかし夏休みというのに自室に引きこもり、高熱と止まらない咳に何日も苦しめられ続けられると、このまま死んでしまうのではないかと小学生ながらに思ってしまうものです。
このとき、熱は最高41℃を記録しました。
元々体温が高い方だったから余計に発熱したのかもしれません。
そんなこんなで、夏休みの半分以上を肺炎と戦う日々を過ごした小学生の私は、体重が5キロも減ってしまいました。
その当時はやや肥満児だった私ですが、なんか普通の体型っぽくなり、周りにも痩せたねと言われ、肺炎は苦しかったけど痩せられてラッキー!と能天気に思ってましたね。
1〜2ヶ月程度で元の体型に戻りましたけどね…(-.-;)
これが私の気億する一度目の苦しかった肺炎の体験です。
◯アラフォー、突然の発熱(肺炎1日目)
さて、小学生時代の話が随分長くなってしまいましたが、今回はその時以来の、人生二度目の肺炎にかかってしまいました。
きっかけがなんだったのかはっきりは分かりませんが、昼過ぎまで寝ていたとある日曜日、起きたときからなんだか頭が少しガンガンし、寒気がしました。
寒い日のことで、しかも私は頭痛持ちで冷え性のため(アラフォーあるある)、寝ている間に身体が冷えたのかな?と思い、あろうことか身体を温めるために、近所の銭湯に出かけました。
銭湯では案の定、熱い風呂から上がると少し呼吸が苦しくなり、頭がクラクラして、湯あたりをしたような状態になりました。
しかしその時点でもまだ、軽い体調不良なのかなー?くらいにしか思っていませんでした。
自宅に戻り念のため熱を測ると、37.8度の微熱が!
12月の前半頃でしたが、今年は全国的にインフルエンザの流行が例年より早く、既に住んでいる地域でも流行り始めていました。
そんな時期のため、普段風邪ではあまり発熱しない私は、これはインフルの可能生が高いと思い、念のため休日ですが上司に報告しました。
上司からは、明日午前中は出社しなくていいから病院でインフルエンザの検査を受けてくるよう命じられました。
前職は多い時でも20人以下の小さな会社のため、インフルが流行し人手不足に陥ると業務がストップしてしまうということで、インフルエンザに対しては寛容で、無理やり出社させるようなことはまずありませんでした。
しかしながら病欠=欠勤扱いで給与から引かれるため、もちろんなるべく欠勤はしたくありません。
とにかく必死で熱を下げようと下熱剤を飲んだり冷えピタで冷やしたり栄養ドリンクを飲んで早めに寝たりと、その夜は全力で回復に努めました。
◯風邪?インフル?謎の発熱(肺炎2日目)
翌朝起きても熱は下がっていなかったためとりあえず近所のクリニックへ行ったところ、月曜日のせいもあってかクリニック激混み!!!
御老人の方々が血圧の薬などを貰いに来るそうで、月曜日は混み合うから熱のある方や具合の悪い方はベッドで横になったり先に診察することもできるから声かけてくださいねって診察終わってから言われました。。。
先に言ってくれ!!!!
そんなもんだから待合室でどんどん具合悪くなってしまい、診察前の体温測定では38.5度を記録。あーこれは間違いなくインフルやんなーと確信。
が、鼻の奥に細長いティッシュみたいなのをねじ込む例の検査(痛い)を終えた結果、
インフルは陰性。
しかも熱と寒気以外今のところ症状は無いのでとりあえず解熱剤と普通の風邪薬的なのを処方されました。
ただインフルは熱が上がった直後は検査で反応出にくいらしく、明日熱が下がらないようならまた来てくださいとのこと。
そのまままの話を会社に電話で伝えたところ、今日はもう来なくていいから明日も熱下がらないようならまた病院行くようにと言われました。
これだけ聞くと、なんてホワイトな職場なんでしょう( ; ; )
しかしながら私の部署はアルバイト除くと私1人なのでおそらく以前一緒の部署にいた子が駆り出されてあたふたしてると思うと心苦しいし、何より休みすぎると翌月の生活費が…。
と、身体よりもお金の心配が先立つ貧乏ワープアなのが情けなくなります。アラフォーなのに(泣)病院も検査とかいろいろするとお金かかるしね。
そんなこんなでその日はスーパーでポカリや冷えピタ、マスク、食欲はあったので食材も買い込んで帰宅しました。
そういえばこの時はまだスーパーやドラッグストアにもマスクは普通に売ってましたね。当たり前ですが。
このとき大量に買い込んだお陰で我が家にはまだマスクのストックが残ってます。
でも外出するときに限ってマスクを忘れるんですよね。意識低いですね。
その日はキムチ鍋うどん(病人のくせにそんなん食うな)を食べて薬飲んで寝ました。
※長くなりすぎたので次回に続きます。