前職を辞めた話

○なぜ突然無職になったのか?


本日は私がなぜ無職になったかについて書きたいと思います。


まずこの年齢(アラフォー)で無計画に仕事を辞めるという時点で、世間からは何かしらの問題があったのではないかという目で見られることだと思います。


問題と言っても、警察沙汰を起こした、上司と喧嘩した、といった直接的な問題行動だけではなく、


鬱病適応障害など精神的な病気で仕事を続けられなくなった
・重い病気や怪我の後遺症などで仕事が続けられなくなった
・育児や介護など家庭の事情で仕事が続けられなくなった


など、本人の意思とは関係ない理由で仕事を辞めざるを得ない人は世の中にはたくさんいらっしゃいますよね。


しかしながら、私はそのどれにも当てはまりません。


単純に、(この世の中の転職理由で一番多いであろう)、

会社に対しての不満・不安、人間関係など総合的に考え、

「この会社にこれ以上居続けるのは無理」

と思ったからです。


○それでも私は辞めたい!


実に普通な理由ですよね。

ただ私もバカではありますが、40年近く生きていてますし、多少の常識くらいはあります。

今すぐ辞めないと死んでしまうくらいに追い詰められていたわけではないので(将来的な不安で死にたくなることはありますが)、

普通に考えて、次の就職先を決めるか、少なくとも転職活動を始めてある程度見通しが立ってから辞めるのが当たり前ということは理解しています。


特にアラフォーともなると、専門的な技術を持っていたり、人手不足の業界で働いていた経歴があったり、管理職として働いていた、などのキャリアがないと、当たり前ですが、20代の頃と比べ劇的にに求人が減ります。


今、世間は売り手市場と言われているそうですが、この年齢で現状よりキャリアアップやキャリアチェンジを目指そうとすると、かなり困難なことがわかります。


それは離職して就職活動を行なっている今が一番身にしみていて、少し退職時期を早まってしまったかなあ、という後悔の念が湧いてくることもあります。


が、今から前職に戻っていいと言われても、絶対に戻りたくありません!

それほど辞めたいという気持ちは固まっていました。


○決意を固めるまで


というのも、よくある話ですが、以前の会社はもう何年も業績が悪く、3年前から賞与が出なくなり全体的に金払いが悪くなってきたことに対する不満はありましたが、それでも長く勤めていた会社なので、そういった状況を理解した上で、しばらくは真面目に働いてきました。


ところがあるときから、元々私が入社する以前の親族経営のような方針に戻ってしまいました。さらに元々社員ではない身内を突然役員に配置し、現場に対して直接指示を出すようになります。

そんな状況に不満や不安を感じた若い社員は、早々に見切りをつけて退職していきました。

まあ、当然ですね。

 

もともとちょっとブラックっぽい会社だったんですが、こうした状況見たらまともな人間なら「こいつはヤバいぞ」って思いますよね…。


○退職の意思を伝えてから


このような状況で半年程度を過ぎたころ、疲れてしまった私は会社を辞めることを決意しました。

ただ、いきなり辞めるのは転職活動もそうですが、引き継ぎの期間もあるだろうということで、3ヶ月後くらいを目安に退職したいという意思を伝えました。

ですがその数週間後、今度は会社から「すぐに辞めてほしい。」と宣告されました。

報復人事かな(^_^;)?


当然納得のいかない私は会社に対し、

「解雇の理由と、元々私が退職の意思を伝える前から解雇にするつもりがあったのか?」

と問い詰めました。

すると会社は、

「元々辞めてもらう予定はなかったけど、辞めたいと言うから解雇にした。」とのことでした。

ちなみに理由はこじつけのようなものでした。

 

当然思うところはありますが、むしろこんなところ一刻もはやく辞めなければ!という思いが強くなったので、申し出を受ける形で退職。

結果的に向こうの思惑通りにことが進んでしまったことに対しては、今でも納得いってません。


まさか10年近く勤めた会社をこのような形で去ることになるとは思ってもみませんでした。

向こうからするとお前みたいなやつを長いこと養ってやったのに裏切られた!という思いなのかもしれませんが。


人を大事にしない会社と縁が切れたことは良かったと思っています。

向こうもお互い様と思ってるのでしょうが。

 


○無事?退職、それから

そんなこんなで結果、体調不良で数日寝込んでいたこともあり、転職活動をする余裕もないまま退職することになりました。

そしてその直後が年末年始休暇でもともと実家に帰省する予定でしたので、そこは予定どおり実家でのんびり休み、年明けからビシっと活動し始めよう!と思っていました。


まさかそのときはそのまま実家で1ヶ月近くダラダラ過ごすことになろうとは…。

会社という縛りがなくなるとこれほど人間だらしなくなるものなのだろうか、と自分自身のクズっぷりと危機感の無さに、頭が痛くなります。

 

アラフォーです。無職の。技術も資格もない。
あとちなみに少々借金もあります。


まあこんな感じで、今に至ります。

本当に、この先どうしようかって感じですね…( ̄▽ ̄;)


今はまあ、なるようになるでしょという気持ちでいますが、これが離職期間が長引いてくるとどんどん焦りが生まれ、精神的にも経済的にも追い詰められてくるのでしょうね。

 


というわけで、本日はこれまでです。
ありがとうございました。